頭痛
頭痛でお悩みの方も非常に多いことと思います。
そのほとんどが原因不明と言われています。レントゲンやMRIを撮っても分からずにそのまま痛み止めを渡されて、経過を見ている方がほとんどではないでしょうか!?
頭蓋骨は15種類23個の骨によって構成されており、各骨は縫合と呼ばれる形で結合されています。
そして、一つ一つが呼吸とともに動くように出来ています。
幼少期に「頭をぶつけた」とか「ぶたれた」とかでこの縫合が緩んだり、骨自体が弱くなることがあります。
頭にも筋肉がありますので、緩んだ状態を回避しようとして硬くなります。
このことで痛みが出ることもあります。
他にも内部の血行不良によるものなどもありますが、ここでは二人の方の臨床例を挙げたいと思います。
また、脳の膨張により頭部が締め付けられたような感覚になったことはありませんか?
他にも頭痛の方には、細菌、ウィルスの感染が見られます。今までの臨床で感染が原因不明の頭痛を引き起こしているのだと考えています。
この筋肉反射テストによる検査は非常に細かい検査なので、病院の画像検査で出なくても、反応することは当たり前のようにあります。
- 臨床例1
主訴:頭痛(頭が締め付けられるような感じがする。)
世田谷区在住30代男性
初診時…大脳白質、脊髄白質の炎症、縫合の弛緩、大脳全体膨張、
脳幹(間脳、中脳、橋、延髄)の下垂、後頭骨左回旋
学生時代に転倒して後頭部を強打しているとのことでした。
それにより、後頭骨左がかなり弱っており、ここから背中へのコリが出ているもの診断。
刺鍼…後頭部中心1か所
治療後、すぐにはよく分からなかったそうですが、帰り道で頭がスッキリし、締め付けが無くなっていたとのことです。
- 臨床例2
主訴:長年の背中の痛み、頭痛(重だるいような感じ)
(目黒区在住 60代女性)
初診時…大脳白質、脊髄白質の炎症、大脳全体膨張、脳幹左回旋、
後頭骨左回旋、仙骨左回旋、脊柱全体弛緩
左脳に風疹ウィルスの感染、後日、ヘルペスウィルスの感染を発見。
現在、初診時から3か月経過し、頭痛なし、背中の痛みはほぼ改善。
階段の昇降もきつかったが、現在は問題なし。
正しい治療をすると、
- 目がスッキリする
- 呼吸が深くなる
- 運動性が高まる
この方は、最初自覚していなかったこれらの感覚をハッキリ自覚できるようになってきました。
また、ヘルペスウィルスの発見はご本人の症状からです。以前から、ヘルペスによる発疹が出ているようです。
症状を大事にしてこそこれらの発見が出来るのです。