小腸
以前、ノロウィルスについて記述しましたが、今シーズン当院における徒手検査によってノロウィルスが出てきた人は、1人でした。
そのお一人も原因は大便連鎖球菌でした。
例えば、今日になっていきなり「肩が凝る」「腰が痛い」「膝が痛い」などの症状が表れたことがある方がたくさんいると思います。
一人一人にいろいろと深い問題はあるのですが、その引き金となる原因箇所、それは「小腸」です。
小腸は栄養素の吸収器官です。
カルシウム、ビタミンなどを多く
含む食品をたくさん摂っている
つもりでも吸収されなければ無駄に
なってしまいます。
日頃からの食事は非常に大事となってきます。
特に、肉類、魚類は鮮度が落ちやすく、細菌類が繁殖しやすくなっています。
食物には少なからず細菌が数種類生息しています。野菜でも同じことです。
私たち人間の体内にも10種類前後の細菌は生息しています。常在菌です。
この常在菌が体内で活動することで、免疫機構がしっかりと働き、生命の恒常性を維持しています。
この細菌類が異常繁殖した時に何かしらの異常が身体に表れます。
普段から自分の食生活を見直してみましょう。食品売り場で手に取って、呼吸が浅くなったり、手に力が入らなくなったりしたら、それは有害です。
- 「外食、ファーストフードが多い」
- 「売っている惣菜類を買ってきて食べている」
- 「酒を飲むことが多い」
以上のことに当てはまる場合は、ご自分の食生活を見直しましょう。
また、色々なメディア、人からの情報を鵜呑みにすることなく、自身の身体に聞いてみて下さい。
自分の身体を信じることから、健康への道は開かれます。
周りに流されているようでは健康にはなれないということです。