2017.05.06
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バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
5月になり、半袖でも平気な陽気の日が増えてきました。
本日2回目の方で、右坐骨神経痛と左膝外側部の症状があるということで来院されました。
1回目の時も左右の眼圧異常。聞いてみると、右目は眼科で眼球の突出で、血液検査の結果、バセドウ病と診断される。
検査)
左腰部の異常は消失。
右梨状筋、仙骨2番、3番の異常が右脳幹で反応。
右脳幹は左脳で反応。
右目の眼球異常は、甲状腺では反応せず。
右脳幹で反応。
さらに、右の上下の歯列の異常が検出。そこから、右三叉神経節で反応。
ヒト口腔内連鎖球菌(ミュータンス連鎖球菌)陽性。
この細菌が、甲状腺、脳幹、さらには右脊髄から腰部へと入り込んでいたようです。
右後頭部と後頭部中心に刺鍼して治療終了しました。
治療後、眼の見え方と開き方が全く違うとおっしゃって、左右の下肢もしっかり上がるということです。