腰痛2(殿部痛)

先日のブログで記載した通り、腰痛を始め色々な症状には原因があります。
それを現代の病院医療では、年齢のせいにしたり骨の変形や石灰が溜まっているなどと言ってうまく付き合うように指導されることが多いようです。
また、症状は悪ではありません。治そうとして身体が反応してきているのです。

主訴:殿部痛 1か月前くらいに何の前触れもなく痛みが出てきた。前屈みで痛みが出てくる。冷えあり。

整形外科では、異常なし。
整体院で、肉離れがあるかもしれないと言われ、ストレッチをされた。結果、痛みが強く出るようになった。

診断:左脳深部と右脳全体に梗塞、右脳の膨張 中部胸椎(T9、T10)の椎間関節の緩み 頸椎の右湾曲の結果、左頸動脈の流れがゆっくりになっていました。
{T9、T10とは肩のラインから数えて9番目と10番目の骨を指します。}

画像の説明
アイリスアイリス
右L4/L5 L5/S1のヘルニア 左L3~S1までのヘルニアがあり、症状の出ている右下肢よりも左下肢の方が異常が強く出ていました。

さらに、左右の腎臓の左回旋、下肢静脈の滞り、消化器の滞り、左肺の機能低下
延髄の左回旋が原因となってこれらの様々な異常が出ていました。 

これを、右天注付近と脳戸付近に刺鍼して終了しました。  

治療後はほぼ痛み消失、身体が柔らかく動くようになり、呼吸がやりやすくなっていました。ヘルニアによる下肢の筋力低下も改善、腎臓に弾力が出てきて、温まってきていました。

新はり治療の目的は回復力の向上です。症状が出た部位の異常はあくまで身体の一部の反応です。自覚症状のない部位の異常も患者さんの身体が改善してくれます。

T:胸椎 L:腰椎 S:仙骨

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