治るとは?

みなさんは「治る」ということを、どう考えていますか?

ほとんどの方は、痛みやコリ、ダルさなどの症状が消えたら「治った」と思われるでしょう。言い換えると「痛みやコリがあると健康ではない」と思ってしまうのではないでしょうか?

かつては私もそうでした。特につらい症状をお持ちの方はそう思われるかもしれません。

しかし、

一旦症状がなくなったとしても、何度も症状が出てきたことはありませんか?

症状にとらわれすぎていたら、延々と追いかけっこが続き、感覚が鈍ってしまうのです。かえって疲れやすくなったり、気持ちが後ろ向きになったりしてくるのです。

「強く押さないと効いた気がしない。」といった話をよく聴きますが、まさに感覚が鈍らされているのです。

また、人体に有害な物質である化学薬品を身体のコリの部分に貼り付けると不思議なことにコリが無くなります。

これは治ったのではなく、正常なハリまでも失われているので、

「弛緩」

という状態になってしまったのです。

ここには

  • 知覚低下
  • 体温低下
  • 筋力低下

が起こっています。

つまり、
生体の機能低下が起こり、結果として痛みやコリが消えているのです。

新はり治療を受けた患者さんには、まず症状よりも

[check]呼吸が深くなる
[check]視界がクリアーになる
[check]関節の動きが柔らかくなる(運動性が上がる)

ことを確認していただいています。ほぼどなたでも分かっています。

これが

脳と脊髄が引き締まって身体の治癒力が高まっている状態で、異常状態を改善しようとしている身体の反応なのです。

この状態であれば、疲労が出ても休めば回復します。痛みが出ても、短い期間で回復します。

「治る」とはまさにこのような状態を指すのです。