腰痛、椎間板ヘルニア
腰痛については「なぜ、痛いの?」でも触れているように、人類に最も多い症状ではないでしょうか!?
病院でヘルニアと言われた 脊柱管狭窄症と言われた
急性腰痛(ギックリ腰) 慢性的に長引く腰痛
歳だと言われた
私も臨床で数多くの腰痛患者さんを診てきました。
原因も特定しにくく、今までに治療した方で、腰の異常が無くなったにも関わらず「痛い!」と言う方もいました。
まず
ヘルニアと言われても心配しなくて大丈夫です!!
ヘルニアは放っておいても自然回復する、と言われるようになってきました。
この画像上にはヘルニアの状態が写っています。しかし、無症状なのです。
検査をすると、ヘルニアの反応が出ている側の下半身の筋力は低下していました。
痛みの原因は他にあるのです。
筋肉反射テストで異常個所を調べ、微細なモーションパルペーションを使って運動性を調べます。
- 臨床例
町田市在住 30代男性
主訴:腰痛が10代の頃から続いていて、ぎっくり腰も3回やっている。身体を前屈することが辛い。
前屈90°未満で痛み。
初診時、全身にMRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)の感染。L4/L5間にヘルニアの反応あり。
全腰椎椎弓(右)微細骨折。右大腰筋、右坐骨神経の圧迫あり。
後頭骨左回旋。脳幹左捻転。
右大脳灰白質、右脳幹、右脊髄灰白質の異常…右天柱に刺鍼。
治療後、可動範囲が広がり、左右の下肢に力が出るようになった。
この後、
MRSAの感染は13回の治療の後、反応が消えたが、やはり、前屈が辛い、とのこと。
検査しても、腰椎の椎弓微細骨折が残っていたため、新たに感染症の検査をしたところ、風疹ウィルスを発見。
15回目の治療後、「腰の動きがいつもと違う。前屈角度も90°より鋭角に行くようになり、良い状態が維持出来ている」とのことです。
- 臨床例2
麻生区在住 60代女性
主訴:右腰の痛み。(ほぼ毎日運動している。)
腰椎、下部胸椎の椎弓が弱っており、右肋骨も軽く叩くと筋力が低下。右坐骨神経の反応。右L5/S1,左L4/L5間にヘルニアの反応。
それにより右腹斜筋の筋力低下。
また、脊髄にインフルエンザウィルスB型の反応。
左天柱に刺鍼後、下半身の筋力が正常となり、骨盤の動きもなめらかになり「身体が軽い。」とおっしゃっていました。
4回の治療でほぼ改善しました。
腰痛だからと言って、腰ばかりを診ていたら治るものも治りません。
治療後は脊髄も脳も引き締まって身体の筋肉にも弾力が戻っていました。
→遅れている日本の腰痛治療
- 臨床例3
青葉区在住 40代男性
主訴:急性腰痛(物を持ち上げようとしたら激痛が走った。)
頸椎が左に捻じれており、脊柱全体が弛緩。
L4/L5間のヘルニア反応あり。左坐骨神経圧迫により左下肢筋力低下と左下肢関節弛緩。
大脳が膨張し、脳幹が下垂。脳、脊髄に風邪(インフルエンザB型)の感染。
脊髄白質の炎症により、脳戸に刺鍼。
治療後、背中が伸びて、階段も普通に降りていきました。
全くはり治療が初めてで、緊張されていた様子でしたが、説明をしっかりと聞いていただいたことと治したい気持ちが強かったため、これだけの回復力が引き出されたのだと思います。